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FIA聴聞会とバーニーのコメント
バーニーは、
"無罪になるほうがいいね。でもみんなから聞いた情報では、レギュレーション違反と考えざるを得ないよ"
"(結果にかかわらず)我々は以前通りにクルマを走らせなければならない、突然、(他のチームが)もっとクルマを走らせるわけにはいかない"
"(B.A.Rが)チャンピオンシップに入ってこないなら、他のストーリになる"
とおっしゃってます。どうも18台でF1をやるってことらしい
自分のシリーズを守るために、本気でB.A.Rを見せしめにするつもりであることを強調しているんでしょう。

聴聞会については、長い記事が出てますね。

ポイントは、
FIAのテクニカルレギュレーションに、車重計測時の燃料の扱いが明文化されていないこと。
仮に、テクニカルWGでの議論が有効で燃料を全て抜いて計測すべきだったとして、メインタンク内に設けたコレクタータンクに溜まった燃料が、通常のドレイン方法で抜けない構造だったこと。(コレクタータンク内の燃料はオイルや冷却水と同様に車重に含まれるのか否か?)

レギュレーションが不明確とはいえ、B.A.R側も「誤解」を認めるスタンスをとっているような印象。
スチュワードがレース中の最低重量が600kg以上だったことを根拠に?「問題なし!」とした経緯については触れられていないようです。あくまでもレギュレーションの解釈の問題。

こんないいタイミングでボロを出してしまうB.A.Rって...
裁定は5日に出るらしいです。Nifty F1には「民事訴訟に訴える可能性」なんて記事も出ました。



ここからは、聴聞会の細かいやりとりなど。
出席者はFIA側とB.A.R側のみで、サンマリノのスチュワードは呼ばれてません。

FIA側のバウアー氏は以下のように述べています。
「コレクタータンクの存在はマレーシアGPから知っていた」
「イモラでB.A.Rから600kg以下ではエンジンが正しく機能しないと説明された。グラフと文書を持って常に合法な状態にあった事を確認した」
「(コレクタータンクの)システム自体は合法」

また、質問の中で
「年間に250ある重量測定のうちドレイニングを行うのは10%以下で、"a hoover"(吸引機)を使って燃料をくみ出すやり方は初めてだった」ことが述べられています。

バウアー氏のアシスタントとして出席したGroot氏(イモラでの燃料チェック責任者)は、
「燃料を抜くように指示したけれど、その後もさらに(コレクタータンクに)燃料が残っていた」
「ほとんどのチームは、コレクタータンクの燃料も抜くものと思っている」

B.A.Rのウイリス氏は、
「私の経験では、コレクタータンクの燃料を抜くこととメインタンクの燃料を抜くことは別の事柄」「コレクタータンク内の燃料は車重の一部と信じている」と発言。
それに対して、FIAのチャーリー ホワイトニングが、「燃料が車重に含まれるとすれば、どのくらいなら許されるのか?」と質問。
ウイリスは、「他の燃料システムについて良く知らないので、答えるのが難しい。大量ではないけれど、いくらかの燃料が存在する」と回答。
「B.A.Rのコレクタータンクは9kg分の容量があって、ホンダエンジンの高圧燃料システム(インジェクタのことでしょう)のために設計されている」
「レース終了時にクルマが走れるように十分な量の燃料を入れている」とも発言。
コレクタータンクで予圧してやらないと、ちゃんと燃料を吹けないんですね。

また、1994年のテクニカルワーキンググループで計測時の燃料の扱いについて明確化されているそうですが、現行のテクニカルレギュレーションの文面には反映されていないそうな。(1994年ということはホンダはお休み中ですね)

いずれにせよFIA側は、ただちにテクニカルレギュレーションとその解釈について明確化すべきでしょうね。こんなザルのようなルールでは、また別の問題が起きるかもしれません。レギュレーションの解釈について、チームとFIAが個別にOK/NGを確認するだけではなく、定期的に本文をアップデートしていくような仕組みが必要なのかもしれません。
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by qnot | 2005-05-05 05:55 | F1_2005