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最後までスタンドに残っていた観客の心境は...
2005年 06月 20日
F1アメリカGP。まちがいなく歴史に残るレースになりました。
FIAもFOAもMI勢も裁判覚悟。訴訟王国のアメリカですから、観客の皆さんからの集団訴訟も十分ありえます。モズレーは元弁護士(特許法関連がご専門らしいけど)。勝てるという読みがあったんでしょう。でも、あえて強硬な態度に出た裏には何があるんでしょう? ルールの厳守を強制して自分たちの立場を明確に示すことなのか、それともワンメイクタイヤに向けてMIにダメージを与えることなのか...うーん。 B.A.Rの出場停止もそうでしたが、多分FIA側には、"経済的損失を理由にルールが正しく運用されないのは本末転倒"という考えが根底にあるんでしょう。 こういう発想に基づけば、F1のイメージに多大な損失を与えたMI勢の行動は"自業自得だよね"の一言で済まされてしまいます。 一方、"レースは人が見に来てくれることで成り立っている。それに伴ってお金が動くからシリーズが成立する。"という考え方に立てば、"何でもかんでも杓子定規に解釈すればいいってものじゃない"ということになります。 どちらの考え方も説得力があるし、間違いではないと思います。どちらを選択するかだけでしょう。 これで、メーカによる別シリーズ設立の動きがさらに加速されるのは間違いないでしょうね。それも、かなり真剣に動き出すことになるのかな。
by qnot
| 2005-06-20 06:19
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