真夜中の
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マスダンパーの動きを想像してみる
正式にレギュレーション違反と認定されたマスダンパー。理由は「空力に影響を及ぼすいかなる車体構成部分」は「車体(the entirely sprung part of the car)にしっかりと固定されていなければならない」「車体を基準として動かないこと」という条項に違反しているからということらしい。

このデバイスがどんな動きをするのか想像してみました。





スプリングとダンパーで支えられて高さ方向の位置が変動するバラストは、例えばクルマが縁石に乗り上げたときも慣性力によって元の地上高を維持しようとして車体側の質量とは反対方向に引っ張られます。クルマが縁石を越えた後は、フロント周りの質量とバラストは反対方向に振動をはじめるので、タイヤの接地圧変動が少なくて済みます。理想的な動作を外から見ると、縁石を越えるときもバラストだけが同じ地上高を維持して、フロント周りの質量だけが上下に振動するイメージです。縁石を例えとして出しましたが、路面のバンプでも一緒ですね。

フロントにバラストを積んで接地荷重を増やしているのに、サスペンションから見ればバラストの重さを負担しなくて良いというオイシイしくみ。マスダンパーのダンパーのセッティングによってはブレーキングで荷重移動させたい時だけ、バラストを車体といっしょに沈み込ませるなんて芸当もできそうというか当然そうやっていたんでしょうね。

私にはルノーの主張(空力に影響を及ぼすデバイスではない)が正しいように思えます。マスダンパーによって空力的なメリットが得られるかという点では、やっぱりメリットもあったんでしょうね。例えば、バンプを乗り越えて変化した車体の地上高変化を収束させる時間は短くできたんじゃないかな。

これは勝手な想像なので、ホントにこういう動きをしているのかどうかは知りません。
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by qnot | 2006-08-25 01:08 | F1_2006