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トヨタ式運営の成果
2008年 10月 18日
F1日本GP。
公式HPでアンケートをとっていたり、あちこちで「どうだった?」という話が出てますね。時間が経ってしまいましたが、感想など。 私の場合、去年の大雨を体験していないのですが、場内で聞こえてきた会話からは「今年はかなりマシ」というものばかりでした。 自分の記憶をさかのぼっても、普段の富士スピードウェイと同じ程度の天候でした。雨も少なかったし霧も出なかったので逆に天気は良かった方ではないかと。 とはいえ、土曜日は雨という予報がでていたためか、金土曜日の場内の入りはF1にしては少なめに感じました。バス輸送とかほとんど貸し切りだったりして快適でしたが。 日曜日はさすがに混んでましたねぇ。普段、サーキットに来ていないであろう人の方が多かったんではないでしょうか。 場内でトラブルらしいトラブル(怒っている人)も見かけなかったし、イベントとしてはスムースに運営されていたと思います。 ここからは勝手な事を書くので、 朝イチで会場に着くと、バイトくんと思われる会場整理係の皆さんが、丁寧なごあいさつ。特にバスを降りた付近は好感度UPを狙ってか、ディズニーランドのような感じ。それはそれでいいのだけれど、逆にちょっと気味が悪くなるほど。何というか、特定の信条に従っている方々と同じ感じというか、マスゲームを見せられているような感じというか。 教育が行き届いているという事なんでしょうけどね。 ちょっとホッとしたのは、金曜日の朝はやる気満々だったバイトくんたちが、時間が経つにつれてダルそうな雰囲気に変わってきて、ちょっとしたスキにムダ話をしていたり、普段の感じに戻ってきていたことです。疲れてくれば素に戻るわなぁ。これは決して悪い印象を受けたということではありません。 バイトくんを仕切る係の人達は最初から最後までピリピリしていて、きっちり仕事をしていました。ホントは彼らだけきっちり統制が取れていれば良かったんじゃないか?という気もします。あと、観客数に対して、バイトくん多すぎだろ。イベント単体では赤字かも。 場内設備については、ちょっと富士に行っていない間に場内道路に歩道橋が出来たりして、歩行者の経路もかなり検討された感じアリアリ。そのおかげであちこちで道路が封鎖されていました。グラスタ裏にたどり着くまで、観客を歩かせすぎじゃないかなぁ。 寒かったけど仮設トイレは十分だったのではないでしょうか。仮設トイレの手洗い場の給水方法(タンクの水切れに備えてポリタンクと人がスタンバイ)は、「ここは中国か?」と思いました。すごい人力作戦。 トヨタ式なのかどうか知りませんが、バイトくんにサクラの観客(きっと社員でしょう)がいろいろな質問をして、まともに答えられるかテストしていました。つかまっていたバイトのおねえさんはちょっとかわいそう。ちゃんと答えていましたけどね。「ここでは観戦してはいけないのですか?」くらいはありそうだけど、「このテントは何故あるのですか?」とか、不思議な質問もありました。世の中には不思議な事を聞く人もいけどね。 昨年のイメージダウンを払拭すべく、ガンガン資金注入して人も集めてイベントを成功させたという感じ。イベント単体の採算よりもイメージを回復することを最優先していることがひしひしと伝わってきました。 来年は、ホンダ式と比較されちゃうのね。いま工事中の鈴鹿はどうなるんでしょう?
by qnot
| 2008-10-18 10:21
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